『『猫の「がん」〜正しく知って、向き合う』画像
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発行:ねこねっこ
A5判 縦210mm 横148mm 厚さ8mm
重さ 220g 112ページ


監修者プロフィール

小林哲也 

公益財団法人日本小動物医療センター附属 日本小動物がんセンター センター長。一般社団法人日本獣医がん臨床研究グループ(JVCOG)代表理事。乳がんで苦しむ猫をゼロにするプロジェクト「キャットリボン運動」を展開し、獣医師・飼い主さんに向けて猫の乳がんの正しい知識の普及啓発を行っている。

<経歴>
2001年:米国獣医内科学専門医(腫瘍学)として認定(日本人第1号)
2002年4月~日本獣医生命科学大学非常勤講師
2011年~日本獣医学専門医奨学基金(JFVSS) 代表理事
2014年~ねこ医学会(JSFM)理事
2015年~アジア獣医内科学専門医(小動物)


『『猫の「がん」〜正しく知って、向き合う』

商品説明

猫の本専門出版「ねこねっこ」の第3弾書籍は猫のがんについての本です。


以下、版元さんのサイトより:

私たち人にとっても怖い病気である「がん(悪性腫瘍)」。

猫も中高齢になるとかかりやすくなることが知られていますが、病死した猫のうちの約3分の1が、がんで命を落としているという報告もあり、それだけ身近な病気となっています。

本書は、臨床獣医腫瘍学の第一人者・小林哲也先生(日本小動物がんセンター センター長)による全面監修のもと、猫のがん(悪性腫瘍)を丁寧に解説しています。

全ページフルカラーで、図版やイラスト、写真をたくさん使い、がん診療の流れや検査、できる予防と早期発見、治療法など、飼い主さんにもわかりやすい一冊となっています。

エビデンスに基づいた正しいがんの知識を、愛猫のために役立ていただければ幸いです。


◉内容紹介

 

今や「がん(悪性腫瘍)」は、人だけでなく、猫にとっても、代表的な死因となっています。

その背景には、室内だけで飼う猫の増加によって、感染症や交通事故などで命を落とすケースが減り、平均寿命が伸びていることがあります。こうした高齢化は、猫が家族の一員のように健康管理を受け、最期を迎える日まで大切にされて過ごしている表れですが、一方で、がんにかかる猫が増えるというジレンマが生じています。

ーーでは、もしも愛猫が「がん」になったら? 

想像するだけで悲嘆に暮れてしまうという方も、今まさに愛猫が闘病のさなかという方もいるかと思います。がんは最強の部類に入る病気だけに、痛みを言葉にできない猫に寄り添う人の心にも不安が押し寄せます。「何とか救ってあげたい」「できるだけのことをしてあげたい」。だからこそ、必死に情報を集めたくなることでしょう。

しかし、インターネットに飛び交う動物のがんの情報には、犬には当てはまっても猫には当てはまらないものや、効果の確証がまだ得られていない治療法が溢れ、「何が正しく、何が間違っているのか」が大変わかりにくくなっています。ひとたび情報の波に溺れてしまえば、かえって不安が増したり、治せるがんも治せなくなってしまう可能性があります。

このような現状を踏まえて、飼い主さんが猫のがんの正しい知識にアクセスできるようにと考えたのが、本書を制作した目的です。日々がんを患う動物の診療にあたり、有効性の高い治療法の開発にも取り組む獣医臨床腫瘍学の第一人者・小林哲也先生による全面監修のもと、猫のがんの特徴、できる予防と早期発見、検査、根治と緩和の治療法を、図解や写真をまじえて丁寧に解説します。かけがえのない命と向き合うために。飼い主さんの心の支えとしても、本書を有効に活用していただければ幸いです。